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くも膜下出血が疑われます。脳は硬膜、くも膜、軟膜という3つの膜によって覆われています。脳動脈瘤(脳の血管壁が風船の様に膨らんでできた血管のコブ)の破裂や先天的な血管の異常による破裂で、くも膜の下に出血を起こすのがくも膜下出血です。くも膜下出血の症状で特に重要なのは、痛みの強さもさることながら、痛みが突然(瞬間的に)起こるという点にあります。この様な症状が起きたら、一刻も早く救急車で脳神経外科へ行って下さい。
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髄膜炎が疑われます。一般に、発熱と頭痛を引き起こす病気で最も頻度が多いのはいわゆる感冒(風邪)ですが、頭痛と発熱を来たす疾患の中で最も恐ろしいのが髄膜炎です。特に細菌に感染した細菌性髄膜炎では激しい頭痛が起こり、吐き気を伴うことも多く、治療が遅れると死にいたることもあります。発熱に加えて強い持続性の頭痛が起こった場合には早く医師の診察を受けることが重要です。受診するのは、神経内科医か脳外科医が適切と思われます。
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脳出血が疑われます。頭痛よりも手足の麻痺やしびれあるいは回転性のめまいで診断されることが多い病気です。やはり、一刻も早く救急車で脳外科に受診してください。
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脳腫瘍が疑われます。頭痛だけでなく同時に吐き気を伴うことも多いようです。この様な症状は脳腫瘍により脳の中の圧力が高くなるために起こるもので、特に早朝に症状が強くなることが、咳をしたり、力んだ時にも痛むことがあります。